2014年07月04日

同じことを喜ぶ感性

青い街の第1作目は『UNGERADE(奇数)』というタイトルで、トランプの『神経衰弱』をベースにしたゲームでした。小さい頃から『神経衰弱』が好きだったのですが、その魅力は大きく2点あると思っています。

1点目は記憶力を求められること。経過を覚える技術はゲームに勝つための基本なので、そこに特化した『神経衰弱』は非常にシンプルなゲームと言えます。あとは運次第。そのシンプルさにひかれました。

一方、2点目はめくったカードが「同じ」時に、それを取れるという快感。ものごとの認識方法には「あれとそれは違う」と「あれとそれは同じ」という2種類があるわけですが、前者を求め過ぎると思考全体がギスギスしてきます。後者の方が温和なんですよね。
「あなたとわたしは違う」より「あなたとわたしは同じ」って方が、何だか気持ちが楽じゃないですか。


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posted by Kazuki at 12:00| 『日々これ紙片』

2014年07月03日

「動かないもの」について

昨日の「動くもの」との対比で。

動かないものとは、端的には「死んだもの」たちです。静物画のことをナチュールモルト(死せる自然)と呼ぶように、死んだものは動かず、静か。その静けさが、聖性の印とも言えます。不動明王に代表される「不動」の力も思い浮かびます。
「動かない」ということで言えば、山や大きな石が代表格でしょう。つまり、墓石というのは二重の意味で聖なる力を感じさせます。お墓は、その場所を「どこでもない、ここ」として決定づけるわけです。

さて、カードゲームは動くことが魅力なわけですが、ある場所でしか売らない、特定のカードゲームというのをいつか作りたいと思っています。通信販売もせず、そこにいかないと手に入らない。そのことによって、その場所がある種の聖性を獲得できるからです。ゲームの聖地ですね。


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posted by Kazuki at 12:00| 『日々これ紙片』

2014年07月02日

何故、カードゲームなのか?

原イメージとしてあるのは、幼少の頃にいとこと遊んだトランプがものすごく楽しかった、ってあたりです。父親方の実家はけっこうな山奥にあって、「ザ・大自然」という感じ。水晶を探しに行ったり、川で釣りをしたりもしましたが、みんなで遊んだトランプが本当に楽しかった。人が集まるって良いなぁ〜と、しみじみ思ったものでした。

一方、理屈的には「活字」というイメージが大きなきっかけになっています。一枚に全ての文字を彫り込む版木を「整版」と呼ぶのに対して、一文字づつ彫って集める作るのが「活版」。英語で「movable type」と言うように、動くことがポイントで、動くことを持って活きているとみなす。そのことにカードゲームのおもしろさを重ねた感じです。
不動が聖なるものに通じる話は、また明日。


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posted by Kazuki at 12:00| 『日々これ紙片』

2014年07月01日

「青い街」とは何か?

創業を機に、あらためて「青い街」にまつわるあれこれを書いていこうと思います。で、まずはその名称から。

「青い街」という響きはちょっと場末のスナック感があったりするわけですが、もともとは英語で『BLUE CITY』。星野之宣さんが1976年に週刊少年ジャンプに連載されたマンガです。もう、そのマンガが好きで好きで大好きで、カードゲーム制作の同人を作る際、ここぞとばかりに冠した次第。それはそれで、小さい頃からの夢がかなった感がありました。

さて、そのものズバリ『BLUE CITY』でも良かったわけですが、一方でカードゲームのメッカであるドイツに敬意を評して『BLAU STADT』も良いな、と考えました。迷った結果、「日本語にしておいて、それぞれの国や言語にあわせて訳すのが良い、と結論。そこんところで、あれこれ悩んでの「青い街」なのでした。


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posted by Kazuki at 10:10| 『日々これ紙片』

2014年06月30日

独立します!

ご存知の方はご存知のはずですが、本日をもって12年半勤めた制作会社を退職し、明日(7月1日)株式会社青い街を設立いたします。
http://aoimachi.sblo.jp/category/3851308-1.html

これまで生業としてきた各種デザインや新しい挑戦となるメンタル・カウンセリングなども行っていきますが、メインは何と言ってもカードゲーム。
これまた、ご存知の方はご存知のはずですが、ここ3年ほど同人活動を行ってきて、今後のライフワークになっていくカテゴリーです。

現在は、ご好評いただいている前4作に続き、5作目となる『Digital Numeral』を鋭意制作中。会社のロゴもデジタル数字(88)を題材にしていますから、それが法人1作目というのは大変気持ちが良いです。
引き続きのご支援、および告知の拡散などにご協力いただけると、大変嬉しく思います。何しろ、まだまだ母数の少ないカテゴリーですから。
よろしくお願いいたします! m(_ _)m

http://aoimachi.com/
posted by Kazuki at 12:00| 『日々これ紙片』

2014年06月29日

2つのトマト

赤くなって収穫したものもあるのですが、次々に実ってくれています。

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posted by Kazuki at 11:15| 『日々これ紙片』

2014年06月28日

武器はいらない

友人に薦められて、『天使の分け前』という映画をDVDで鑑賞。

http://tenshi-wakemae.jp

良かったです。ネタバレするとよろしくないので内容については書きませんが、前半の暗い感じから徐々にコミカルになっていくテンポが心地良く。主人公が小学校の同級生・前場くんにちょっと似ていたので、感情移入も楽でした(笑)
あと、拳銃が出てこないってのが良かったですね。もの凄く平和的な映画でも、どこかでチラッと出てくるものなんですよね>拳銃 それがないと落ち着きます。

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posted by Kazuki at 22:37| 『日々これ紙片』

2014年06月27日

戦争とテーブル

近代以降の戦争とは、何かの目的があって行われるものではなく、ごまかし切れなくなった問題をご破算にするために引き起こされる暴挙という感じがします。現在ひたひたと進む集団的自衛権問題にも、その匂いがあり。
本来、テープルの上を整理して「あれとそれが無くなってるけど、これは大事にしていこう」とするところ、テープル自体をひっくり返して、何もかも同列に捨ててしまう感じ。当然、食べられるものも食べられなくなるので、大変もったいない。
おそらく彼らは、面倒くさくなっているのでしょう。片付けても片付けてもテーブルは散らかり、怒られることはあっても褒められることはない。ならば、いっそテーブル自体を不安定にしてしまおう、と。
かと言って、それに賛同するわけにはいきません。そのテーブルは、みんなのものであって、彼らだけの所有物ではないのですから。

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posted by Kazuki at 23:09| 『日々これ紙片』

2014年06月26日

カラスって…

昨日、ショッキングな光景を目にした。向かいのアパートの階段で、カラスが鳩を押さえ込んでいたのである。調べてみると、どうやらカラスは鳩を食べるらしい。なるほどと思う反面、そこまで獰猛だとは思わなかったぞ>カラス である。
それが食べるためならば、自然の摂理であり、どうこう言う筋のものでもない。ただ、カラスにはある種お茶目な印象を持っていたので、少々ひるんだ次第。むしろ、「もう少し自然について知るべきだ」と反省…。

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posted by Kazuki at 20:26| 『日々これ紙片』

2014年06月25日

満員電車の超能力

人から注意されるというのは、おもしろいものではない。それがみんなの前だったりすると、なおさらである。だから、満員電車の中でヘッドフォンからうるさい音をもらしている人がいても、「怒り出すんじゃないか」と思って、簡単には注意できない。ケンカにでもなって、周囲を一層不快にさせたのでは本末転倒だし…。
もれている音にあわせてリズムを取って踊るなんてことができれば、少しはおもしろいのかも知れないが、それもなかなか難しい。
相手の性格や根本的習慣を変えるなんてのは到底不可能だけれど、とりあえずその場のよろしくない行動について一旦やめてもらう。しかも、ある種のユーモアをともなった発言で。ってなことを、ぼくは「満員電車の超能力」と呼び、いつの日か身につけられると良いな、と思っている。

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posted by Kazuki at 19:54| 『日々これ紙片』