2012年07月28日

視覚と時間

「時間」が問題なのだと気がついたのは、ずっと後になってから。むしろ最近と言ってもいい。それまでずっと「視覚」的な問題に関わってきたし、それが自分の興味の中心なのだと思ってきた。美術学校はあっても時間学校なんてものはないから、意識化しにくかったとも言える。まぁ、そういうところは、てんで頭がかたい。
ともあれ、袖するご縁がなかったわけではない。ルネサンスは美術史の大きなターニングポイントだっただけでなく、くり返しを良しとする中世文化からエンドを目指す近代的感性への変わり目だったから、おのずと時間についても考えてきた。
過ぎ去った時間を取り戻すことはできないが、埋まった時間を掘り起こすくらいはできそうだ。

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posted by Kazuki at 11:22| 『日々これ紙片』