2014年09月17日

『パールへの道』15:平和への道

忌野清志郎さんが「地震のあとには戦争がやってくる」と言ったように、政治の世界は何だかドンドンきな臭くなっています。秘密保護法や集団的自衛権、辺野古の基地問題など、ニュースは軍靴の響きが聞こえてきそうな内容で一杯です。潜水艦をオーストラリアに売却するという、武器輸出の話すら出ています。
3.11の風化と歩調をあわせるように、さまざまな問題への無関心が広がりつつあります。

では、なぜ戦争はいけないのでしょう?
それぞれの人が様々な理由を思い浮かべると思いますが、ぼくは人が死ぬから嫌なんです。人が死ねば、どうしたって悲しむ人が出ます。特に死んだ人の母親ですね。
母親にわが子の死を嘆いて欲しくないわけです。もちろん事故や病気など致し方ない死因もあります。避けようと思っても、避けられない悲しみですね。
しかし、だからこそ人為的な戦争で子供に死んで欲しくない。それは敵であっても味方であっても関係ありません。

ぼくは戦争の悲惨さを直接には知らない世代です。しかし、わが子を亡くした母親の痛みには、間近で触れて育ちました。
ぼくは5歳の時に感じた責任を、別の形で果たそうとしているのかも知れません。


ですから、小さなカードゲーム・メーカーであっても、「世界平和」は本心なのです。
シンプルなゲームにこだわっているのは、年齢や性別、さらには言語や国籍を超えて楽しんで欲しいから。言葉の壁をできるだけ簡単に超えられるよう、ルールやデザインに心をくだいています。
人と人とのつながりこそ、平和のいしずえだと思うのです。ぼくらのアイテムがその一助になってくれれば、これほど嬉しいことはありません。

そうして手を上げ、声を出したからこそ、まったく予期していなかった方々とぼく自身もつながり始めています。中でもアチーバス・ジャパンの方々との交流は、思いを同じくするものでした。


さて、クラウドファンディングは明日が最終日。目標までは厳しい感じですが、この活動を通して得られたものは小さくありません。
まずは、クラウドファンディングにご支援いただいたみなさんに感謝です。ありがとうございました! 逐一お名前は上げませんが、その中には記事に登場してもらった岡本くんも入っています。
※目標未達の場合、お支払いは発生いたしません

それから、この連載を提案してくれた田原真人さんには本当に感謝しています。田原さんの薦めがなければ、この文章を書き始めることはありませんでした。
また、サポート記事を書いてくれた森幸代さん、南佳介くん、長谷部和美さんにも深く感謝します。本来的な意味で、ありがたいことだったと思っています。
みなさんのおかげでここまでの流れを、きちんとまとめることができました。読んでいただいた方にも感謝です。

最後にぼく自身の家族へ。
両親と祖父母、妻と息子たち。さらにはいとこたちへ。あらゆる時間が愛おしく、大切な思い出になっています。暖かい記憶と未来への希望こそ、人にとって何よりの宝物ではいでしょうか。
奇しくも、明日は妻の誕生日。一番感謝したい、感謝しなければならない人ですね。愛しい息子たち、その兄弟の母でもあります。明日は彼女の大好きなビールを買って帰ろうと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
posted by Kazuki at 11:37| 『パールへの道』